二藍蝶

隣に立つ男性の腕に
触れる私は、その男性の
顔を見て、彼が、浬では
無い事に気づく。

戸惑う男性は、見知らぬ人。

「すみません・・」

男性に謝る、私の手に触れる
冷たい手。

「藍、手、放すなよ」

貴方は、その手を痛いぐらい
にギュッと握る。

「ごめんなさい」

浬は、雑貨屋さんを指差した

「見たいの?」

「うん」

頷く私、貴方に手を引かれ
店内に入った。

「かわいい」

店内は、ロマンティックな
キュートな雑貨が並ぶ。