二藍蝶

私は、雪乃さんと話す浬を
見つめながら、ある事に
気がついた。

そう、あの日。

朝が苦手なはずの貴方は
朝からずっと、私が訪れるまで
あの場所で待っていてくれた。

ざわめく、胸・・・

どんどん、熱くなる。

貴方を想って熱くなる。

カイリ、熱いよ

この胸が、焼けそうに熱い。

私は、私の中に芽生えた
熱い想い

この感情が、愛だということ
に気づく。

これは、愛?

ねえ、浬・・・

この手を
握ってくれたでしょう?

もう一度、握ってよ。