二藍蝶

「どうしようかな~
 許してあげてもいいけど
 ・・・・・・」

上から目線の言葉を放つ私に
貴方は、叱られた子供のように
罰悪そうな笑みを浮かべながら
帽子を反対に被りなおす。

貴方の綺麗な顔が間近に近づく

ドキドキ、胸は高鳴る。

「どうすれば
 許してくれる?」

甘い瞳、私を見つめる。

その瞳から、視線を
逸らせない。

「そう、ね・・・」

私の唇に、触れそうで
触れない唇・・・

じれったい、唇は囁く。

「・・していい?」

その唇に、私から
そっと、触れた。

止まないキス・・・

離れる、貴方の唇。

囁く、私の唇。

「許してあげる」

貴方は、にっこりと
微笑んでくれた。