二藍蝶

浬は、きっと、急いで
私の元に来てくれる。

私の元に現われた貴方は
きっと、私に言ってくれる
だろう。

ドアの前、私は待つ。

現われた貴方は言葉よりも
先に、私を抱き寄せた。

耳元に、届く声。

「やっと、逢えた
 お前に逢いたかった」

私が、欲しい言葉を貴方は
必ず、言ってくれる。

そう、貴方は
私を必要としてくれる。

「ごめんね」

その甘えた声、私の衝動を
刺激する。

許してあげないと言えば
貴方は、何て答えるの?