二藍蝶

「・・・
 何言ってるんだろう、私
 フォローになってないわ

 だけど、これだけは言わせて
 昨日のカイリ

 貴女を見つめるカイリの瞳は
 今までとは違う、真剣だった

 ミキちゃんと私が驚くほど
 カイリは、アイちゃんを
 大切に思ってる

 カイリを、信じてあげて」

「はい、信じています
 
 私には、もう
 カイリしかいない」

藍の放った言葉は、重く
雪乃の胸に響いた。

洗濯機の音が響く。

立ち上がる二人。

「今度は、アイちゃん
 座ってて」

「いえっ
 手伝わせてください」

「ありがとう」

時間は、刻々と過ぎて行くのに
貴方からの連絡は無い。