二藍蝶

浬は笑いながら、裏口へ周り
外へ出た。

そして、足早に駅へと向う。

藍の元へ向かう。

そんな、浬の姿を見つけた
一台の車はゆっくりと彼の
後を追う。

背後に近づく車・・・

クラクションが、鳴り響く。

「カイリ」

名を呼ぶ、その声に振り返った
俺の瞳に映るのは、透馬さん。

高月組の傘下、伊納組の組長
にして、高月組ナンバー2。

そして、後部座席に要さん
高月組組長の姿が見えた。

「そんなに慌ててどこ行く?
 送ってやるよ、乗れ」

「ラッキー、こんなところで
 お二人さん、何してる
 ・・・?」

被っていた帽子を取り、助手席
のドアを開いた浬は、中を覗き
驚く。