二藍蝶

「今日は、ゆっくり休め
 
 明日、早めに逢いに
 来てやる、どこか行こう

 だから今夜は、夜更かし
 せずに早く寝ろ」

「うん」

離れる手・・・

貴方は、その手に
ヘルメットを持つ。

ヘルメットを被ろうとした
貴方の手が、被る事なく
頭から降ろされた。

貴方は、空いている手を
さっと、私の頬に翳すと
瞳を閉じて、口づけを
ひとつくれた。

目を開けたままの私。

もう一度、貴方の唇が
私の唇に触れる。

私は、瞼を閉じた。

胸がドキドキで
いっぱいになる。