二藍蝶

私も、貴方につられて
笑う。

「可愛いね、お前」

可愛いなんて言われると
私の心臓はもう破裂しそう。

アイ・・・

お前と一緒にいると俺は
浮ついた言葉も
スラスラと話す事ができる。

そんな自分に驚くばかりだ。

二人は並んで、街を歩く。

そろそろ、本当に貴方と
さよならしなくては・・・
芳野が心配している。

その時、貴方が言った。

「お前、今
 好きな奴いないの?」

突然の、ストライクな
質問に、私は動揺を
隠せない。

「・・・・・・」