二藍蝶

貴方を見つめる私と目が合った
貴方は言う。

「アイ、パンいるか?」

「えっ、うん」

貴方は、食べかけのパンを
袋に戻して、私へと投げた。

私は、パンを上手に受け取る。

「ナイスキャッチ」

貴方は、ポケットから財布を
取り出して、お小遣いを
千種にも渡してあげる。

「パパ、ありがとう、大好き」

さっきとは違う側の頬に
キスをされた貴方は
また、驚いている。

私は今、考えている・・・

貴方に貰った、食べかけの
パンをどうしよう・・・