二藍蝶

「カイリ

 私、帰らなきゃ・・・」

俺は、お前に乞う。

お願いだ・・・

「少しだけでいい
 
 お前と話がしたい」

俺の手を、アイ・・・

お前は、ぎゅっと
握り返した。

俺は、いったい何がしたい。

愛が欲しい訳じゃないだろう?

愛なんて面倒なだけ

守るものなんて

今の俺にはいらない。

縛られるのは真っ平ご免だ。