二藍蝶

俺は、こんなにもお前に
逢いたかったのか?

お前の存在を見つけ
お前に触れた俺は
子供のように胸を弾ませる

お前・・・アイの小さな手を
握り締めながら、俺は願う。

「アイ
 その可愛い声で 
 何か言ってよ」

戸惑う、アイは
何も言わない。

何か言え

「お前が来るのが
 もう少し遅かったら
 この暑さで、俺
 遣られてたよ
  
 マジな話」

何か言ってよ

「私の事
 待っていてくれて
 ありがとう

 ・・・イリさん」

聞こえない