初めての出来事に
ドキドキドキドキ・・・
胸の鼓動は鳴り止まない。

芳野・・・

貴方が、私の本当の父親
でも、私は貴方が好き。

芳野への想いで
この胸がいっぱい。

そんな、私の中には
もう彼は、存在しない。

こうしている今も、私を
あの場所で、待ち続けて
いるかもしれない。

彼の事を、私
思い出せずにいた。

ピンポーン・・・

芳野だぁ~

「ヨシノ、今、開けるね」

鍵を開け、ドアを
開いた私・・・・・・

目の前の光景に

この胸が苦しくなる。