二藍蝶

「でっ
 何で、カイリ達と
 一緒に居るの?」

呆れ顔で、ヒロは俺に
彼女は抱かせないと言う。

自分の二の舞は
可哀想過ぎると・・・

他をあたれ・・・

そう言い残し、俺の前から
彼女を連れ去る。

いつもの俺なら
遊んだ女のダチなんて
正直、相手にもしない。

面倒なのは、お断り。

コツコツコツ・・・

だけど、この足音が
俺の気持ちを掻き立てる。

俺は、また、あの時のように
願った。

振り返って

こっちを見ろよ。

俺を見ろ。