「明日、この場所で
 待ってる

 お前が来るまで
 ずっと・・・」

私の胸

ドキドキと高鳴り

揺さぶられる。

貴方の甘い瞳・・・

低い声

私は、囚われてしまう。

私の隣で、茉優は
大きな声で叫ぶ。

「バカァ~」

その声に、私は目を醒ます。

そして、彼女は右手で
彼を追い払うのだった。

『待ってる・・・
 
 お前が来るまで

 ずっと』

彼の声が、私の耳に

ずっと残る。