二藍蝶

「ねえ、俺達と
 一緒に遊ばない?」

「どうしようかなぁ
 どうする?

 いいよ」

「本当、いいの?

 カイリ、もう
 釣れちゃったよ

 おいっ、どうした?」

貴方は、歩み出す。

一歩ずつ、私の方へ。

どうしよう・・・

私は、視線を逸らして俯き
鞄に付けた、花のコサージュ
を意味も無く弄る。

その手に、貴方の長い指が
触れた。

私に、貴方が触れる。

私の胸は、衝撃に震える。

「アイちゃん・・・?」