石川の体は、熱かった。熱は下がるどころか、上がってるんじゃないかって思った。
俺は石川を抱き上げた。
「ごめん、変なとこ見せて」
「いや、全然」
「お疲れ」
休憩室にいたヤツに謝って、店内のフロアに出た。
「石川?」
そう声をかけたけれど、また眠ってしまったみたいだった。
さっきまで客が座っていたところに、石川を抱いたまま座る。
しばらくすると、「タクシー来た」と、陸が知らせに来てくれた。
「サンキュ」
「俺もついてこうか?」
「いや、いいよ。お疲れ」
「おう」
陸と別れて、タクシーに乗る。
俺は石川を抱き上げた。
「ごめん、変なとこ見せて」
「いや、全然」
「お疲れ」
休憩室にいたヤツに謝って、店内のフロアに出た。
「石川?」
そう声をかけたけれど、また眠ってしまったみたいだった。
さっきまで客が座っていたところに、石川を抱いたまま座る。
しばらくすると、「タクシー来た」と、陸が知らせに来てくれた。
「サンキュ」
「俺もついてこうか?」
「いや、いいよ。お疲れ」
「おう」
陸と別れて、タクシーに乗る。

