最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。


「心~保健室の先生と私~」は、2009年3月から4月の約1ヶ月で書きあげたものです。


自分なりに思い入れのある作品で、logpaperで本にしました。それでついでだからと、野いちご文庫に申請するをいうボタンを押しました。


文庫になったらいいなとかは特に考えていなかったので、「文庫化決定」のメールが届いたときには、自分の目を疑いましたね。というかそれまで、文庫申請のボタンを押したことすら忘れていました……


この話は初め、1ページに愛花と裕介の視点が混在するという、非常に読みにくいものでした。それを編集者さんのお力を借りて、なんとか別々の視点に分けることに成功しました。また別々の視点に分けることによって、削除した文・追加した文があります。原作を読んでくださった方なら分かるかも?


この話の一番のテーマは「人は支え合って生きている」ということです。手を差し伸べられたら、素直にそれを受取ろう。支えてもらったら、今度は自分が誰かを支える番。きっと人は、そうやって生きていくんだと私は思います。


拙い文章ですが、この話を読んで、何か少しでも感じてもらえたら嬉しいです。



それでは、えいはまでした。


2010年6月15日 再完結