心~保健室の先生と私~【野いちご文庫版】

「愛花が俺と一緒に動いてくれれば大丈夫」


「じゃ、動く」


「疲れるよ」


「大丈夫」


「じゃ、好きなだけくっついてて」


「そうする」


背中に愛花のぬくもりを感じながら、料理を再開させた。


「よしっ! 愛花、向こうで座ってて。さすがに、鍋は運べないから」


「うん」


できあがった鍋を持って、リビングのテーブルに置いた。


ご飯をよそう。


愛花の分は、かなり少なめに。


これだけは食べてほしいって量だ。


お茶碗の半分くらい。


「食べよう」