【愛花サイド】
それからの冬休みは、あっという間に過ぎていった。
クリスマスは先生と過ごして、お正月はお父さんと過ごして。
あと、久しぶりに心葉にも会った。
心葉は、少し背が伸びていたけれど、私を「お姉ちゃん」って呼ぶ声は変わっていなかった。
そして、新学期。
そろそろ進路を決定しなくてはいけない時期になっていた。
でも、私はまだ決められていない。
どうしても、わからない。
とりあえず、センター試験だけは受けることにした。
それから、放課後、保健室で勉強することにした。
放課後の保健室は、ほとんど人が来ない。
たまに部活でケガをした人が来るくらい。
「先生、ここわかる?」
「ん? どれ」
それからの冬休みは、あっという間に過ぎていった。
クリスマスは先生と過ごして、お正月はお父さんと過ごして。
あと、久しぶりに心葉にも会った。
心葉は、少し背が伸びていたけれど、私を「お姉ちゃん」って呼ぶ声は変わっていなかった。
そして、新学期。
そろそろ進路を決定しなくてはいけない時期になっていた。
でも、私はまだ決められていない。
どうしても、わからない。
とりあえず、センター試験だけは受けることにした。
それから、放課後、保健室で勉強することにした。
放課後の保健室は、ほとんど人が来ない。
たまに部活でケガをした人が来るくらい。
「先生、ここわかる?」
「ん? どれ」