【愛花サイド】


先生? 


今は忘れなくてもいいからね。


それが、大切な思い出になるまで。


先生が私のそばにいてくれるように、私もそばにいるからね。


今は苦しい記憶かも知れないけど、いつか自然に思い出に変わる日まで。


でもね、ひとりはイヤなの。


だから、そばにいてほしい。


それだけは、約束してね。