「病気でボロボロになった体を、俺に見られたくなかったって。お葬式のときにもらった手紙に書いてあった」
「そんな……つらかったはずなのに」
「手紙にも書いてあったよ。治療はつらくて、やめたいって何度も思ったって。ほんとは、すごく甘えたかったって」
「うん」
「だから愛花の悲しい目を見たとき、俺決めたの。この子が俺に頼ってきたら、助けてあげようって。明里を助けられなかった分まで」
「先生……」
「ごめんな、愛花。最初は、明里の代わりだった」
「…………」
「俺今でも、明里を忘れられない」
「先生」
「写真だっていつまでも持ってるし、あのケータイストラップも、お葬式のときにもらった手紙も、全部捨てられなかった」
俺は一気に言った。
「そんな……つらかったはずなのに」
「手紙にも書いてあったよ。治療はつらくて、やめたいって何度も思ったって。ほんとは、すごく甘えたかったって」
「うん」
「だから愛花の悲しい目を見たとき、俺決めたの。この子が俺に頼ってきたら、助けてあげようって。明里を助けられなかった分まで」
「先生……」
「ごめんな、愛花。最初は、明里の代わりだった」
「…………」
「俺今でも、明里を忘れられない」
「先生」
「写真だっていつまでも持ってるし、あのケータイストラップも、お葬式のときにもらった手紙も、全部捨てられなかった」
俺は一気に言った。

