【愛花サイド】
「ふ~ん。お父さんの味噌汁うまかったんだ」
「うん」
お母さんがいなくなってから、私は自分でお弁当を作るようになった。
お弁当の本を買って、お父さんの分も一緒に。
中学生までは、お母さんと一緒に台所に立っていたけれど、高校生になってから何となくそういうことから遠ざかっていた。
だから、料理なんて久しぶりだった。
今は本を見ながらだけど、いつかは何にも見ないで色々な料理を作れるようになりたいなって思ってる。
家事は、ほとんど私がやった。
でも、休みの日は、お父さんがやることも多かった。
親が離婚して、1か月。
お父さんとのふたり暮らしも、だんだん慣れてきた。
今は、落ち着いて生活していると思う。
お弁当を持って、保健室に行く。
相変わらず私は、保健室の常連だった。
「ふ~ん。お父さんの味噌汁うまかったんだ」
「うん」
お母さんがいなくなってから、私は自分でお弁当を作るようになった。
お弁当の本を買って、お父さんの分も一緒に。
中学生までは、お母さんと一緒に台所に立っていたけれど、高校生になってから何となくそういうことから遠ざかっていた。
だから、料理なんて久しぶりだった。
今は本を見ながらだけど、いつかは何にも見ないで色々な料理を作れるようになりたいなって思ってる。
家事は、ほとんど私がやった。
でも、休みの日は、お父さんがやることも多かった。
親が離婚して、1か月。
お父さんとのふたり暮らしも、だんだん慣れてきた。
今は、落ち着いて生活していると思う。
お弁当を持って、保健室に行く。
相変わらず私は、保健室の常連だった。