それからのあたし達は


これでもかってくらい


お互いを求め合った。




世間で言うバカップルみたいだった。



あたしの、ただの彼氏ではない、大事な大好きな彼氏。


「あたしってどうなるんだろ?」


悩んだとき
嬉しかったとき
悲しかったとき
妬いたとき
寂しかったとき



あたしはすぐ、拓也に甘えた。



大人だった。