全てが終わり、後日――― 「真理子…」 いつも一緒のグループにいた子。 「うちの孝之に近づかないで」 一言吐き捨てて、背を向け去った。 あたしが失われた。 プライドも何もなかった。 それからあたしは学校に行かなくなった。