野球部彼氏




公園で沈黙が流れる。


「………今外すな」


縛られていたものを外し、ハンカチをとる。

手首がじんじんする。


「ありがと………」
「……もう、あいつには近づくなよ」

私は頷く。

「……岡田、何で私がここに居るって分かったの?」

岡田はきょとんとした顔で私を見る。


「電話してきたじゃん」


…………!!
一番最初は―――

岡田だ。


「ありがと………ありがと………」