「ごめんなさい………私………まだ、………」


岡田が好き―――


先輩より岡田を考えてしまうの。


「………ごめんなさい」


先輩をチラッと見るが下を向いている。
手に持っているアイスも溶けていく。


「………先輩……」
「そっか、………うん。わかってた!!!はは!!…………」


無理して笑ってる……
やめて……そんな顔しないで。


「今日さ、夜まで遊ばない?」
「え?」
「吹っ切らせてよ……」