岡田は帽子を深く被り、ボールをとって投げた。

カッコイイ………


「なーに見てんの♪」
「うるさいー!」


岡田を見るのをやめ、真奈美との話に集中した。
だけど、背中に感じる視線。

見られてる………?
そんな事考えてる自分が凄く恥ずかしくなった。


「美紀?聞いてる?」
「………うん?」
「聞け、バカ」
「うっさぁい!」


うちのほうが少し頭いいもんねっ!ふんっ!