「葉月先生、本当に大丈夫ですから、帰らせてください」
「ダメです」



っ………
さすが、紳士……



「もう、健康な1日を過ごすので、帰らせてください!!」



葉月先生はため息をついた。
つきたいのは、こっちだよ!!!



「………じゃあ、倒れた原因を教えてください」


メガネをクイッと中指であげた。


「……いえません」



いえない……



「……じゃあ、ダメです。おやすみなさい」
「っ!?………馬鹿!!」


私は枕を投げるが、上手く交わされた。