ピーンポーン


「はぁい………真奈美――キャ!!」


真奈美は私に抱き着く。


「生きてた………みきぃ……………~!!」



真奈美はきっと、岡田から聞いたんだ………

それで、家まで―――



「美紀………何か……何て言って良いか……ウッ」



私は真奈美の頭を撫でる



「さっきまでね、坂場先輩に会ってたの」


真奈美は泣くのをやめた。