「………あんなんで、良いのか?」
「上出来ですよ先輩♪」


岡田は宮永百合を軽蔑した目で見た。


「絶対に小林に嫌がらせすんなよ」
「分かってますよ約束ですからね、………でも、先輩が破ったら―――分かりますよね?」
「あぁ、」



宮永百合は満気に笑う。



「じゃあ、校舎に戻れ」
「はぁい♪あ、………」


ちゅ―――


頬にキスをした。


岡田はすぐに拭く。


「これからよろしくです♪♪」


不気味な笑顔で校舎に戻っていった。