「お腹空いたー売店行こう」
「うん……」


何だか真奈美が元気ない。
何かあったのかな?


「真奈美、大丈夫?」


真奈美は何も言わず前を見ている。


…………あっ……


宮永百合―――――


真奈美を見るとものすごく睨んでいる。
ま、真奈美??


宮永百合は軽く笑い、食堂に向かって行った。


「はぁ―――」
「真奈美、すごかったね」
「何が?」
「完璧な睨み!怖っ!」