野球部彼氏




「やめなよ」



お、岡田……


岡田の頬が腫れている。



「岡田せんぱーい♪♪!!私もう………怖かったー!!!」



さりげなく、岡田の腕にしがみつく。



「岡田…………」
「……お前がさっき言ったの本当か?嫌がらせ……」


私は頷いた。



「違いますよ~♪」



宮永百合はもっと、岡田にベタついた。



「離せ、つかもうつきまとうな、俺にも小林にも」