野球部彼氏




「………うざ……」
「あ?」
「先輩さ、小林先輩が好きなんでしょ?………友達としてじゃなくてさ」



は?…………
何こいつ……



「あれ?何動揺してんの?」


宮永百合はクスクスと馬鹿にしたように笑った。



「………クス……許されない恋ですもんね……女同士ですもんね」



うるさい………




「うるさい!!!!!」



私は手を振り上げた



パシッ



……………。