「っ!」



彼の細くて長い綺麗な指が、私の首筋に触れる


それから、

ゆっくりと頬に滑る手



怖くはなかった

ただ、初めての感覚に
恥ずかしさだけが込み上げてくる



「っ〜〜〜〜」




「君は」





「君は、星のようだね」






彼は

彼のバリトンの声のように

優しく甘く


微笑んだ