そんなだったもんだから、先生の話が始まると、つい時計を見てしまう


「長谷川!」


突然名前を呼ばれて、びくりと肩が震える


目線を時計から教卓にずらすと、そこには怖ーい顔した先生が…


「人の話はちゃーんと聞こうな?」


張りつけたような笑顔に背筋が凍る


「は、はぁーい…」


セロテープで張りつけたような笑顔で先生に答える


うぅ…、先生怖いよー