揺れるミルクティー色の髪から覗く切れ長の目

やっぱり、あの人と同じ匂いがする


でも……



「もう、大丈夫か?」


話し方
笑顔
雰囲気が違う



「ん?」


先生を見つめたままの私を、不思議そうに覗き込む


自然とあってしまう視線

切れ長の目に私が映りこむ



やっぱり、

先生はあの人なんだ




だって、私の頬をこんなにも熱くさせるんだもん