「おはよー、こなた」 「由紀、おはよ」 椅子に座りながら、隣の席の由紀に挨拶をする ダッシュで来た甲斐があって、余裕をもって到着できた 「あんた、それでも女子高生?」 走り疲れて、机に顔を伏せる私に見かねて、由紀が自分の鞄から何かを取り出した 「ほら、これでも飲んで」 「んー?」 顔を上げると、目の前にはペットボトル