自分のことを指差し微笑むあいつ クラスのざわめきも一瞬聞こえなくなるような空気が俺の中で流れた 暖かいような 冷たいような そんな風が俺の前をふわっと通り過ぎる あいつの行動、表情 一つ一つに俺の鼓動は調節不可能になる つまり、故障してるわけで、 自分では調節できないような気持ち その時気づいた 俺は きっと俺は 風波柚子葉に“恋”してるのだと でもそんな簡単には認められないのが俺