「いいか?奏、恋って言うのはこう胸の奥がぎゅーってなるんよ。相手の行動とか発言で悲しくなったり、嬉しくなったりとりあえずパニック状態!!」
そうジェスチャーをしながら必死に伝えようとする大和
「気持ちわりいな」
そんな大和を見てそんなことしか言えなかった
「ま、とりあえずお前がわかりやすい様に説明しますと、セックスをしたいっていう衝動よりも先に、相手のことがもっと知りたいとか自分のことを知ってほしいっておもうんよ!!
好きな女に限って、簡単に手出せないもんだぜ?」
そんな説明をふ〜んと流すようにあいづちをうつ
俺にはまだ理解できないようだ

