先輩が屋上から出ていき、暖かい風があたしの中をふわっと通り過ぎる しばらく続いた沈黙のあと、あたしはフェンスの向こう側に向かって大声で叫んだ 「やったーーーーーー!」 そんなあたしの馬鹿でかい声はやまびこのように学校中にこだました その時ちょうどちずるが入ってきて 「ど、どうしたの?柚子葉ちゃん・・」 と目を丸くしてあたしを見た あたしはそんなちずるに抱き着き、ぴょんぴょんと跳びはねた 「先輩、彼女いないってー!!あたし、頑張るよちずる!」