私はロビ-の受付に行った

「あ、あの秘書課で働くことになったんですが秘書課の部屋は何階でしょうか?」

そう言うと受付の女の人はニコッと微笑み

「証明カ-ドをお持ちでしょうか?」

「えっ!!」

「この会社では証明カ-ドがなければエレベ-タ-乗れないしくみとなっています」

「え-っと・・・あ、確かあったはずです!ちょっと待って下さいっっ!」

私はそう言いかばんをあせり始めた

「待って下さいね」

しかし探しても探してもいっこうに見つからず後ろには人が待っているという事でしだいにあせり始めた

{どうしよう、どうしよう}

そう思いながら探していると後ろから誰かに手首を掴まれた