流れ星のカケラ【完】


くじを開けると、

驚きのことが書いてあった。


「優貴、なんだった?」

「秘密♪悟は?」

「なんだよー。俺は話題のお題///」

ってことは『好きな人』かぁ。

まぁいいじゃん!付き合ってるんだしさ!

「先輩たちにも見せ付けちゃいなよ!」

「そうだよな♪」

すると急に、『いちについてー』という声が聞えてきた。

「頑張ろうね!」

「おうっ!」

『よーい…』

パンッ

ピストルの音が鳴り響く。

このピストルの音は、3年生になるまでもう聞えないんだぁ。

そう思うとなんか寂しいかも。

だって、こんなに楽しかった体育祭なんて今までなかったもん。

「さてと、集めるか。」

私は、''借りモノ''をするために応援をしてくれてる5組のところに走っていった。