「…大丈夫だって!!すぐ夏鈴のこと思い出すよっ!!ね?」

みきが明るく笑う。

でも…一生このままだったら?

そんな不安があたしの頭をよぎったが、そんなことは考えないようにした。いや、考えたくなかった。


「…うん」



「…亜美って誰だろうね?」



あたしの中で記憶がよみがえった。