「愛に…メールしなきゃ…」 ピッ、ピッと一文字ずつメールを打った。 〝ごめんね、今日みきが体調悪いらしいから行かないって。またね〟 送信した。 返事が来るまでの数分間がどうしようもなく長かった。 ~♪ 「愛…?」 今度はメールではなく着信だった。 怖い。 怖いけど、出なきゃ。 ぴっ 「もしもし…?」