「ううん。違うよ!愛のこと応援するからね!!」 「ほ、ほんとにッッ?」 「うん!今日どこの店行く?」 「私的にね、ココがいいかなって」 愛はごそごそと鞄の中から雑誌を出し、 ふせんがついたページを開くと、 最近はやりのファンシーショップの記事を指さして あたしの顔を覗き込んだ。