天然な私のピュア日記

「肌黒くてさ!!顔もスポーツ少年って感じじゃない♪」
麻衣ちゃんは村ケンの方をちらっと見て言ってくる。

「だね…はは!!」

どうしてこんなにも素直に気持ちを言えるんだろう。



理紗はいつも気持ちを言いそびれちゃう。


「おーい!!授業始めるぞ~」
「「は~い」」

先生が来て私たちは教室に戻った。



「今日は…自己紹介するか?」
先生は村ケンに話しかけた。

「いえ…いいです。もうしたんで」
さっきのが自己紹介??

「そっか…じゃぁ教…」
「あの!!」
先生の言葉を遮ったのは麻衣ちゃんだ。
「ん?」
先生は不思議そうだ。

「村ケンってなんかスポーツしてるの??」

わぉぉ!!
麻衣ちゃんって積極的だな~。

「俺??サッカーやってるけど…」

へぇサッカーか。


「サッカー部なの??すごーいい!!」

「違うよ!!」
へ??

違う??

「おれサッカー部じゃない」
「え??サッカーやってるんでしょ?」
疑問になった私は思わず言葉に出してしまった。


麻衣ちゃんはなんか睨んでいるようで…;;