次に紹介するのは、同じく2組、

「愛理、次、移動教室だぞ。行こ。」
中島夕陽(なかじまゆうひ)。

夕陽は、愛理と小2からの幼馴染で親友。
肩につくかつかないかぐらいの髪型で、
並ぐらいの外見。性格は男勝りで、めんどくさがりの無気力。頭脳明晰、スポーツは上の中ぐらい。そして、性格が性格のため、男女に人気があるやつの1人なのである。
ついでに言うと、愛理は夕陽に嘘を言っていることを教えていない。

「ほら、はやく。」

「うん、待って、ゆう!」

だが、そこは愛理の親友。一筋縄ではいかない。
「(また愛理は嘘ついていたな…まぁべつにどーでもいいか。まだ中心人物の近くにいた方がいいだろ…)」

そう、夕陽は愛理のうそに気づいていたのだ。(いつから気づいていたのって?それはもちろん、小2から☆)

夕陽は、小学校の頃から愛理を利用し続けていた。自分が有利な立場に立てるために。
 その愛理はと言うと、

「(ゆうといるとかっこいい男子が話しかけてくるからちょーラッキーなんだよね。フフッ)」