王子様orお姫様 ~お姫様の正体は王子様!?~

「あ、ありがとう」

 みやびは顔を赤くして言った。

 そしてそんな俺らを睨んでいる奴がい
た。

 あいつなんだよ、俺らを睨んで。

 そう思っているとそいつは俺らに近づい
て来てこう言った。

「お客様、そこに立たれますと他のお客様
の〝ご迷惑〟になるので中に入って座って
くださいませんか」

 こいつ、迷惑のところ強調して言いやが
った。

 俺はすぐに思った。

 こいつとあわねぇ。

 すげぇムカつく。

 立花はすぐに謝り教室に入った。

 だけど俺はその言葉を無視した。

 そしてそいつの顔をじっと見た。

 あれ?俺こいつとどっかで会ったか?

「私の顔に何かついてますか?」

 嫌味を言うように言われる俺。

「いや、どこかで見たことのある顔だなー
と思ったんですけど人違いでした」

 気のせいか。

 俺はみやび達の所に行った。

「美里!このコが朝話した椿ちゃん」

 今来た奴は美里っていうのか。

「立花椿、よろしくね」