「お前、なんのために女子高なんかに通
ってんだよ!?」

「お前には関係ない」

 光君とえいちゃんは敵意むき出しで話
をする。

 二人の間に火花がちってるような・・
・。

「関係なくねぇよ」

「なんで」

「みやびとお前が同じ学校に行ってるか
らだよ」

 その言葉を聞いて光君は「なるほどね」
と言った。

 あたしの頭の中にはハテナが。

「それならお前にも関係あるな」

「だろ?」

「ああ」

 ちょっと!二人で話を進めないでほし
いんですが・・・・。

「話戻すけどよ、みやびを泣かしたのは
お前か?」

「さぁ」

「んじゃ誰が」

「知らねぇーよ」

 知らねぇーよって・・・光君冷たい。

「あ、あたしが勝手に泣き始めただけだ
から心配しないでえいちゃん」

「ほんとに大丈夫か?」

 光君とは反対にえいちゃんは優しい。