「さすが康助ナイス!!」 後ろを振り向くと、唯ちゃんはそういいながら親指を立てていた。 (そっか…彼氏だもんね) 私の為で無かったことに気付くと、突然恥ずかしくなった。 そして、唯ちゃんのことが嫌いになった。 ―――唯ちゃんさえ、いなければ……――― そんな気持ちが湧いてきた。